事業内容

◇送電線の建設工事
◇保守業務
◇管理全般



 ◆現場の様子(一部)をご紹介します。

皆さんは送電鉄塔の高さをご存知ですか?
中には100メートルを超えるものもあります。

【鉄塔に上って作業します】
発電所で生まれた電気を皆さんの町の近くの変電所まで送る電気の専用道路《架空送電線》を上空で支えているのが送電鉄塔です。

こうした地上から数十メートルの高さに私たちの『現場』はあります。
架空送電工事のスペシャリストとして、現代社会に不可欠な電力の安定供給を果たすべく、険しい山岳地から住宅密集地まで、あらゆる鉄塔に上って作業をします。

【部材補強の様子】
建設場所の環境や自然現象により鉄塔材の劣化はどうしても避けられません。
すでに建設から50年近く経過した鉄塔もあり、こうした状況から強度に心配があると判断されたものについては、補強材の取り付けや部材交換によって既存の鉄塔が安全に維持されるようにします。

【ダンパの取替の様子】
架空送電線は通常高い所に架線されているため、風の影響で電線に振動が生じて、電線の疲労や付属品金具に損傷が発生することがあります。
これらを防ぐため、振動制御装置であるダンパを必要に応じて取替します。

     ※これが『ダンパ』です

【電線補修の様子】
長い年月の間、風雨や直射日光などの影響によって損傷した電線を張り替えるなど、機能維持のため補修を行います。
電線の欠損は大きな事故につながるため、点検や補修を適切に実施することで、安定した電力供給の実現に努めています。


【スペーサー取替の様子】
多導体線路では、冬期の強風時に電線への着氷雪によって各相の電線が振幅するギャロッピング現象が発生することがあります。
これが原因で相間短絡による停電事故が発生しないよう、ギャロッピングを抑制するスペーサーの取替を適宜行います。

     ※これが『スペーサー』です

【伐採の様子】
架空電線と樹木等との距離は、放電等を防止するため隔離距離が定められていますが、木が成長すると送電線に触れたり、倒木が送電線の鉄塔等の破損する危険が生じます。
こうした事故を未然に防ぐため、送電線への接近樹木をチェーンソーや刈払機を用いて伐採するのも私たち仕事です。

などなど、皆様の暮らしを支える『電気』 安心・安定 して お届けする大事な仕事 です。